牧場を尋ねるPASTURE

北海道の牧場

北海道江別・小林牧場

画像札幌市・江別市・北広島市にまたがり、道立自然公園にも指定されている広大な原生林を擁する野幌森林公園。この大自然に隣接する緑豊かな環境に小林牧場があります。
2018年現在飼養している牛の総頭数は約550頭です。耕地の総面積は180ヘクタールで、そのうち130ヘクタールが採草用の牧草畑、50ヘクタールが飼料用トウモロコシのデントコーンの畑で、小林牧場は地域でも指折りのスケールを誇っています。

健康な土・草・牛  酪農の基本に忠実に

画像牛たちの主食となる基礎飼料は、牧草やデントコーンを醗酵させて作ったサイレージと乾草で、そのすべてが自家産です。この良質な基礎飼料をベースに、牛たちの泌乳量などに合わせてさまざまな副飼料を加え、栄養バランスを整えた独自設計のミックス飼料をつくり、毎日の牛たちの餌にしてます。
「良質でおいしい牛乳は、健康な牛たちから。牛たちの健康の源は良質な餌。良質な餌を育むのは健康な土。これが酪農の基本。うちの牧場の理念の核にもなっています」と語るのは、小林牧場の3代目社長の小林紀彦さん。専務の智行さんとの絶妙のコンビネーションで、真摯に酪農に向き合い、牧場を日々進化させています。

画像小林牧場の牛たちの健康を支える環境づくりは、良質な餌づくりだけにとどまりません。牛たちが24時間・通年過ごす牛舎環境にもこだわっています。
牛たちを繋がずに自由に過ごせるフリーストール牛舎は、空気も床も清潔に保つさまざまな工夫が施されています。なかでも、牧場内にあるバイオガスプラントから生成されるおがくずのような繊維質の資材は、牛たちのベッドの敷料として活用され、無菌で吸水性が高いことから、衛生的な環境づくりに大きく貢献しています。このシステムは小林牧場独自のもので、広く酪農関係から注目を集めています。

搾りたてそのままの風味 -さわやか牛乳-

搾りたてそのままの風味 -さわやか牛乳-

『小林牧場物語』は、小林牧場産の生乳を100%使用した牛乳・乳製品です。
ここで使用される、「さわやか牛乳」は、試行錯誤の末にたどり着いた85℃/30分保持殺菌が特徴です。
牛乳本来の豊かな風味を損なうことなく、低温殺菌よりも乳臭さを抑えたスムースな味わいとし、また、可能な限り
「搾りたてそのままの風味」を再現するために、乳脂肪の均質化処理を施さないノンホモ製法にもこだわりました

「ナチュラルチーズコンテスト」優秀賞

「ナチュラルチーズコンテスト」優秀賞

チーズは独自の製法により、オリジナルのチーズを、手作りで丹念に製造しています。
ブルー、カマンベール、ゴーダについては「オールジャパンナチュラルチーズコンテスト」で優秀賞という栄誉も授かりました。
ブランドに牧場の名を冠しているのは、原料乳に対する信頼と自信はもちろん、正直に酪農と向き合う生産者に恥じない製品づくりをお約束することでもあります。

小林牧場HPより抜粋

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