「カルピス」をつくる工程で牛乳から乳脂肪を分離するときに
できる良質な乳脂肪(クリーム分)から生まれた
「カルピス特選バター」は牛乳に近い色をしています。
香り、風味、伸び、つや、など全てで高品質。料理や菓子
づくりに最適なバターとして高い評価を得ています。
限られた量しか生産されず、ほとんどが業務用として一流
レストラン・ホテル・菓子店に廻されたため, 一般用としては
入手が困難で、その希少価値からも“幻のバター”と
いわれつづけてきた逸品です。
原材料 生乳 食塩
保存方法 要冷蔵(10℃以下)
内容量 450g
【カルピスバターの美味しいわけ】
■カルピスとバターは兄弟
生乳は、脂肪分(クリーム)と脱脂乳に分けられます。脱脂乳がカルピスになり、クリームがバターになります。
1つのバター(450g)のクリームを作ると、31本のカルピスができます。
■カルピスバターはなぜ白い?
日本の85%は青草を主に食べる北海道の生乳が使われていますが、
カルピスは群馬と岡山の生乳を使っています。本州の牛は、干し草に、トウモロコシ・麦・大豆等のブレンド飼料を食べていますので、生乳が白くなります
■滑らかさの秘密
カルピスは滑らかさの秘訣は2つ。
一つはクリームの熟成(エージング)を低温で丸一日かけてゆっくり熟成させています。二つ目は最後の工程の練り合わせ(ワーキング)を時間をかけて滑らかにします。
■あっさりした風味の秘密
カルピスバターの最大の特徴が、”ミルク味が濃いのにあっさりしてバター臭くない”という風味。これは、撹拌で分離したバターミルクを使って、脂肪の粒(バターの原型)を洗浄するため。普通は水で洗浄するのですが、この手間があの風味を生み出します。
■新鮮さを保つ
バターの大敵は空気、この空気に触れないように特撰バターは金色のアルミパウチで包み、更に脱酸素入りビニール紙で包んで新鮮さを保ちます。業務用のバターが冷凍なのも新鮮さを保つためです。
■幻のバター
特撰バターは50年も前にシェフやパティシエが使うプロ仕様のバターとして発売を始めました。シェフの間では隠し味に使う、など有名でしたが、家庭には出回らないため幻のバターと呼ばれていました。